【この記事は紫根化粧品の開発会社、美健漢方研究所が監修しています】
ムラサキ草の根から抽出される紫根エキスは、古くから軟膏などに使われている和漢ハーブです。
ニキビ跡に関していうと、紫根が配合されている軟膏「紫雲膏」をニキビ跡のケアに使って効果を実感している女性も少なくありません。
ただし、紫雲膏はべとつきとニオイがあるため、人によっては使い心地の悪さを感じるかもしれません。また、紫雲膏は油分が多いため、皮脂量が多いオイリー肌の人は肌に合わない可能性も。
【参考記事】
紫雲膏の口コミからわかったメリット、デメリット！ニキビ跡には効果あり？
しかし、紫雲膏に配合されている「紫根エキス」自体は、お肌をリカバリーする効果でニキビやニキビ跡のケアに効果的です。
紫根エキス入りの化粧品なら、紫雲膏のようにべとつきやニオイが気になるものは少ないので、毎日のお手入れに使いやすくなっています。
今回は、紫雲膏や紫根化粧品を使ったニキビ跡のケアについて解説します。
紫雲膏はニキビ跡に使えるけど注意点あり
結論からいうと、紫雲膏はニキビ跡に効果的でおすすめできるアイテムですが、人によっては使い心地の悪さが気になるかもしれないので、使い心地にこだわる人には向いていないかもしれません。
そもそもニキビ跡は皮膚の傷跡に分類され、紫雲膏に含まれる紫根エキスには傷ついた皮膚をリカバリーする効果があるといわれています。
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そのため、紫雲膏でニキビ跡をケアすること自体は可能です。
しかし、紫雲膏には次のようなデメリットがあります。
- テクスチャーがベトッとしており、ニオイがきついので使いにくい
- 油分が多いのでオイリー肌の人は使う量に気をつける必要あり
紫雲膏自体は万能な軟膏で、火傷や皮膚炎の治療に便利なので、一家に一つあると助かります。
また、使い心地が気にならない乾燥肌の人の場合は、紫雲膏をニキビ跡のケアに使っても問題はないでしょう。
ただし、ニキビ跡のケアに関していえば、肌質問わず毎日使いやすい紫根化粧品をおすすめします。
紫根化粧品にも紫根エキスが配合されています。
紫雲膏と配合濃度は異なりますが、紫雲膏よりも使い心地が良く、毎日使ってもストレスフリーなので無理せずニキビ跡のケアを続けられるでしょう。
紫根がニキビ跡にいい理由
紫根がニキビ跡にいいのは、
- ニキビ跡の原因になる炎症を抑える
- ニキビを悪化させるニキビ菌の繁殖を抑える
- ターンオーバーを促してできてしまったニキビ跡をケアする
以上3つの働きがあるからです。
紫根の有効成分が抗炎症、抗菌作用でニキビ跡を防ぐ
ムラサキ草の根である紫根には、抗炎症・抗菌作用がある有効成分「シコニン」が含まれています。
紫根エキスが配合された紫根化粧品を使うと、紫根の有効成分シコニンがニキビに働きかけ、炎症やニキビ菌の繁殖を抑えることでニキビ跡を防ぐのです。
ニキビ跡は、炎症がひどいほど跡が残りやすくなります。
つまり、ニキビ跡を残さないためには、炎症をすばやく抑えることが大切なのです。
紫根化粧品なら、普段のお肌のお手入れでニキビ跡を予防できます。また、紫根の有効成分「シコニン」には抗菌作用もあるため、ニキビ菌の繁殖を抑えてニキビが新たにできるのを防ぐ効果も。
リカバリー効果でできてしまったニキビ跡もケア
また、紫根はお肌の再生を促す効果もあるといわれています。
ニキビ跡をケアしてなめらかなお肌に整えるためには、お肌のターンオーバーを2回、3回と繰り返さなければいけません。
ニキビによる炎症ができた部分は、皮膚の細胞が傷ついてお肌のターンオーバーがとくに遅れます。
お肌の再生を促す紫根を使ってケアすれば、ニキビ跡部分のお肌のリカバリーを助け、なめらかなお肌を目指せるというわけです。
つまり紫根は、
- ニキビをニキビ跡に残さない
- 新たなニキビが発生するのを防ぐ
- できてしまったニキビ跡のケア
という3つの効果が期待できるんです。ニキビができやすいお肌の人は、普段から紫根化粧品を使えば、ニキビの予防もできますよ。
そもそもニキビ跡ができる原因とは？
二度とニキビ跡を残さない、今あるニキビ跡を綺麗にするために、ニキビ跡ができる原因もチェックしておきましょう。
ニキビ跡ができる主な原因は、炎症と菌の繁殖です。
ニキビの炎症と菌の繁殖が続くと、ダメージがお肌の表面だけではなく、毛穴の奥深くに届いてしまいます。その結果、ニキビ周辺のお肌の組織が傷つき、ニキビ跡ができるのです。
ちなみに、ニキビ跡になりやすいのは炎症を起こした赤ニキビと、赤ニキビから膿が出てきた状態になる黄色ニキビです。
ニキビ跡を放置すると色素沈着するから要注意！
ニキビ跡ができると、その部分の皮膚のターンオーバーが遅れます。
ターンオーバーが遅れると、古い角質とともにメラニンがお肌表面に溜まり、メラニンによる色素沈着が起こりやすくなるのです。
メラニンによる色素沈着が起こると、ニキビ跡は茶色くなってお肌に残ります。
ニキビは跡にならないように、早めにケアすることが大切。
また、いつも以上に紫外線対策や皮膚に摩擦刺激を与えないケアが必要になります。
ニキビ跡を残さないお手入れ方法
ニキビができてしまったときのお肌のお手入れや、気をつけたいことをご紹介します。
スキンケアはこすらずに
ニキビができているときに洗顔やクレンジング、化粧品をつけるときにお肌をこすると、ニキビができている部分でメラニンが増えやすくなります。
洗顔はいつも以上にしっかり泡だて、指で洗うというより泡で洗うイメージでやさしく洗いましょう。
クレンジングや化粧水で拭き取りタイプを使っている場合は、ニキビができているときは拭き取りタイプは控えてください。
化粧水は手でやさしく肌を押さえつけるようになじませます。
コットンを使うとニキビ部分をこすってしまうことがあるので、コットンも避けたほうが良いでしょう。
ニキビ部分に紫根化粧水をしっかりなじませる
ニキビができているときは、普段お使いの化粧品ではなく、紫根化粧品に切り替えることをおすすめします。
とくに紫根化粧水は、ニキビができているときでも使いやすいですし、紫根による抗炎症・抗菌作用がニキビの悪化によるニキビ跡を防いでくれます。
紫根化粧水は顔全体になじませたあと、ニキビ部分に重ね付けするのがおすすめです。
ピンポイントで紫根エキスがニキビ部分の皮膚になじみやすくなります。
運動と睡眠でお肌のリカバリーを促す
ニキビができてターンオーバーが遅れないように、適度な運動をすることとしっかり睡眠をとることが大切です。
運動は、じんわり体が温まる程度の軽い運動でOK。
血行を促すヨガやストレッチ、ストレス解消にもいいウォーキングやランニングがおすすめです。
睡眠は、睡眠時間をしっかり確保することも大切ですが、多忙で睡眠時間が短い人は、寝る前の過ごし方を変えてみてください。
寝る前30分〜1時間前からスマホやパソコン、テレビの使用はやめて、目を休ませましょう。
目を休ませることで目に入る光の刺激をシャットダウンでき、心身がリラックスしてぐっすり眠りやすくなります。
まとめ
ニキビ跡は、一度できるとなかなか消えない厄介な存在です。
しかし、ニキビができたときに正しいケアをすれば、ニキビ跡を残さずなめらかなお肌を維持できます。
とくに紫根化粧品を常備しておけば、ニキビができたときに紫根の力でニキビの悪化やニキビ跡の予防ができますし、紫根のリカバリー効果でできてしまったニキビ跡のケアも可能です。
ニキビができやすい、消えないニキビ跡で悩んでいる人は、紫根化粧品を一度お試しください。お肌のターンオーバーは大人の肌の場合、最低でも2ヶ月、40代や50代の場合は3ヶ月かかることも。まずは3ヶ月間、紫根化粧品でじっくりニキビ跡と向かい合ってみませんか？
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