紫根クリームや紫雲膏が肝斑に良い説は本当?
紫根クリームの肝斑への効果や、紫根クリームを使った肝斑ケア方法をご紹介します。
紫根は肝斑に効果があるの?
紫根クリームや紫雲膏が肝斑に良いといわれていますが、これらは紫根エキスで肝斑をケアできることが理由です。
紫根エキスはムラサキ草の根から抽出されたエキスで、血行を促す作用があります。
肝斑の原因の一つは、ストレスやホルモンバランスの変化による血行不良です。
紫根クリームや紫雲膏には血行を促す紫根エキスが含まれているため、紫根による血行を促す作用が肝斑にアプローチできる可能性があるというわけです。
肝斑ケアには紫根クリームと紫雲膏どっちがいい?
肝斑ケアには紫根クリームをおすすめします。
紫雲膏も肝斑ケアに使えますが、紫雲膏はベトベトッとした重いテクスチャーで肝斑のように広範囲にできるトラブルはケアしにくいのです。油分も多いので、過剰な油分でニキビができる可能性もあります。
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紫根クリームなら普通の保湿クリームと同じように使えますし、広範囲にできた肝斑にも塗りやすく便利です。
【メーカー直伝!】紫根クリームで肝斑をケアする方法
肝斑ケアに紫根クリームを使うときは、朝晩のスキンケアの仕上げはもちろん、寝る前にナイトクリームとして使うのもおすすめです。肝斑が気になる部分にやさしく紫根クリームをなじませます。紫根クリームを塗るときは、指でクリームを広げるというより、指の腹でやさしくタップするようになじませてみてください。
注意点は、クリームを塗るときに肝斑部分をこすらないこと。お肌をこすると摩擦によりメラニン色素が過剰に生成されます。
肝斑も普通のシミと同じく、過剰なメラニン生成によって色が濃くなって悪化します。クリーム以外に化粧水やファンデーションを塗るときも、肝斑部分をこすらないように気をつけてください。
化粧品以外でできる肝斑ケア
紫根クリームや紫雲膏で肝斑ケアができますが、化粧品でできるのは外側のケアまでです。
肝斑は体の中からケアすることも必要なので、肝斑ケアに良いインナーケアも心がけましょう。具体的には、食事とストレスケアで肝斑のインナーケアができます。
①食事でできる肝斑のケア
ビタミンCとビタミンB群を食事から積極的に摂取します。
肝斑の悪化を防ぐためにメラニン生成を抑えるビタミンC、メラニン排出を促すビタミンB群を豊富に含む食材を常備しておきましょう。
【ビタミンC、ビタミンB群豊富な食材】
ビタミンC | ビタミンB群 |
イチゴ、キウイ、オレンジ レモン、ブロッコリー、ほうれん草 小松菜、ピーマンなど | 豚ヒレ肉、豚レバー、うなぎ 納豆、あさり、鶏レバー 枝豆など |
②肝斑ケアにはストレスを溜め込まないことも大事!
どんなに高い化粧品や美容医療を試しても、ストレスが多い生活を続けると肝斑が再発・悪化してしまいます。肝斑の原因の一つである血行不良は、ストレスによっても起こるからです。
ストレスを多く抱えると、血管を収縮させる交感神経が優位になり、血行が悪くなります。
「日々イライラしている」「ストレスの多い仕事、人間関係がある」という女性は、ストレスケアも行いましょう。
ストレス解消に運動をしたり、アロマオイル入りの入浴剤で20分かけてぬるま湯で入浴したりといった方法も効果的です。
まとめ
肝斑はとくに年齢を重ねた女性のお肌に起こりやすいトラブルです。30代以降になったら、血流を促す作用がある紫根エキス入りの基礎化粧品でお手入れをして、お肌の巡りを高めてあげましょう。
紫根エキス和漢自然派基礎化粧品
日本の伝承品「紫草の根 紫根(シコン)」の歴史は古く、万葉集に見ることができます。美健漢方研究所では、1978年、創業当初より歳月をかけて“紫根の力”を最大限に引き出す「紫根基礎化粧品」を開発、改良を重ねてきました。使い続けることでお肌自体をリフレッシュして“肌の自活力”を高めてくれます。
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