ドラッグストアや薬局で手に入る軟膏「紫雲膏」。
数年前に美魔女が使っていることで話題になりましたが、最近はモデルさんが日焼け後のお肌のケアに使っていると語っており、根強い人気を誇っています。
でも「紫雲膏って実際どんな美肌効果があるの?」と疑問をお持ちの方も多いはず。
今回は、紫雲膏に含まれる和漢ハーブ「紫根」の化粧品を開発している「美健漢方研究所」が紫雲膏の美肌効果や紫雲膏でケアできるお肌タイプを解説します。
紫雲膏の美肌効果は保湿・美白・ニキビ跡ケアとたくさん!
紫雲膏には、次のような美肌効果が期待できます。
これらの美肌効果は、主に紫雲膏に配合されている「紫根」という漢方の生薬によるものです。
紫根は、ムラサキ草の根を乾燥させたもので、紫雲膏の鮮やかな紫色は紫根の色素が生み出しています。
紫雲膏とは、江戸時代の名医・華岡青洲が生み出したお肌の軟膏です。顔、体と全身に使える軟膏で、主に火傷や皮膚炎、アトピーといった皮膚トラブルのケアを目的に作られています。
また、紫根には豚脂やごま油、ミツロウといった油分が多く含まれているため、油分不足になりやすい40代、50代のお肌に高い保湿効果を発揮させます。
紫雲膏の美肌効果でとくに注目なのが、紫根によるお肌のリカバリー効果です。
紫雲膏の主成分である紫根には、肉芽形成作用があります。
この肉芽再生機能こそ、紫雲膏の美肌効果を支えています。肉芽再生機能とは、簡単にいうと傷ついたお肌の再生です。ニキビ跡や紫外線による炎症で傷ついたお肌のリカバリーを促し、なめらかなお肌に整える効果が期待できます。
紫雲膏はどんな人におすすめ?
紫雲膏は油分が多い軟膏なので、油分不足になりやすい40代や50代の肌に向いています。
10代、20代、30代の場合は、乾燥肌の人におすすめです。
逆に、紫雲膏が向いていないお肌もあります。
皮脂の分泌が多いお肌の場合は、紫雲膏のような油分が多いアイテムを使うと、油分を餌にするニキビ菌が繁殖してニキビができたり、毛穴が詰まって毛穴の黒ずみができやすくなったりする可能性があります。
デイリーケアには紫雲膏よりも使いやすい【紫根クリーム】がおすすめ!
紫雲膏はテクスチャーがベトッとしているため、フェイスクリームのように顔全体に使いにくいです。
また、紫雲膏は紫色をしているため、お肌につけたまま眠ると寝具に紫雲膏の色が移ることも。
豚脂を使っている紫雲膏の場合は、豚脂独特の動物臭がするため、ニオイストレスもあります。
紫雲膏を使う場合は、顔全体ではなく気になる部分にほんの少しだけ塗る、という方法がおすすめです。
また、紫雲膏による美肌効果は紫根によるものが大きいため、シコンエキス入りの紫根化粧品を使う方法もおすすめします。
美健漢方研究所では、紫雲膏を基に開発した「紫根クリーム」をおすすめしています。紫根クリームは紫雲膏と違い、顔全体に塗りやすいふんわりなめらかなテクスチャー、ハーブの癒される香りで使いやすいため、毎日のお肌のお手入れに重宝しますよ。
紫根エキス和漢自然派基礎化粧品
日本の伝承品「紫草の根 紫根(シコン)」の歴史は古く、万葉集に見ることができます。美健漢方研究所では、1978年、創業当初より歳月をかけて“紫根の力”を最大限に引き出す「紫根基礎化粧品」を開発、改良を重ねてきました。使い続けることでお肌自体をリフレッシュして“肌の自活力”を高めてくれます。
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