紫雲膏はニキビができたときのケアに使える軟膏ですが、使い方や肌質によっては逆にニキビが悪化してしまうことがあります。
紫雲膏でニキビを正しくケアする方法や、ニキビを作らせないおすすめ方法をご紹介します。

ニキビが悪化する紫雲膏の間違った使い方

紫雲膏は抗炎症・抗菌作用がある軟膏で、できてしまったニキビのケアに効果的です。
しかし、次のような使い方やもともとの肌質の場合、紫雲膏を使って逆にニキビが悪化する可能性があります。
紫雲膏は豚脂やごま油、ミツロウといった油分がたっぷり含まれています。
オイリー肌の人が紫雲膏を使うと、過剰分泌された皮脂に紫雲膏の油分が混ざり、油分を餌にするニキビ菌が繁殖する可能性があるのです。
また、せっかく紫雲膏を正しく使っても、日中にニキビを頻繁に触ったり、過剰に顔を洗ったりすると、お肌が刺激されてニキビの治りが遅くなってしまいます。
ニキビをケアする紫雲膏の正しい使い方

- 紫雲膏はニキビをカバーする程度に薄く塗る
- 色移りが心配な場合はガーゼで覆う
- 朝はあわ立てた洗顔料で紫雲膏をしっかり洗い流す
- ニキビが治るまでは油分が多いファンデーションは控える
紫雲膏を使った寝る前のニキビケア方法
まず、紫雲膏は夜寝る前に使うことをおすすめします。
寝る前に顔全体を乾燥防止のためにフェイスクリームを塗り、ニキビ部分に紫雲膏を薄く塗ってください。
塗るときは、指で紫雲膏をニキビ部分のせ、清潔な綿棒で紫雲膏を薄く伸ばすようにすると便利です。
ただし、寝る前に紫雲膏を使うと、寝ている間に枕やお布団に紫雲膏の色がつくことがあります。
色移りが心配な場合は、枕にタオルをかぶせたり、紫雲膏を塗ったうえにガーゼをかぶせておきましょう。
紫雲膏を使った翌朝はしっかり洗顔を
紫雲膏をニキビケアに使った翌朝は、しっかりあわ立てた洗顔料で紫雲膏を落としてください。
このとき紫雲膏の油分が残っていると、メイクをしたときにメイクの油分と混ざってニキビが悪化しやすくなります。
洗顔料はしっかりあわ立て、指ではなく泡で洗うようにしましょう。
ニキビが治るまでは油分多めのベースメイクは控えて
ニキビが悪化すると、ニキビ跡が残ってしまいます。
ニキビが完治するまでは、お肌に負担をかけないように油分が多いベースメイクは控えてください。
具体的にいうと、クリームタイプのファンデーションはニキビができている間は控えることをおすすめします。
代わりに、お肌に負担をかけないミネラルパウダータイプのファンデーションを使うと良いでしょう。
新しいニキビを作らせない!紫雲膏と同じ成分入りの紫根化粧品がおすうめ
紫雲膏はニキビができたときのケアにはおすすめですが、ニキビ予防として日々のお手入れに使うには油分の多さやベトッとしたテクスチャー、きついニオイなど使い心地が少々悪いです。
ニキビができやすい人は、日々のお手入れに紫根化粧品を使うことをおすすめします。

紫根化粧品の「紫根」は、紫雲膏の主成分です。紫根にはニキビの炎症やニキビ菌の繁殖を抑える抗菌作用、メラニン抑制による美白効果が期待できます。
紫根化粧品なら、お肌のお手入れを目的に作られたものなので、テクスチャーや香りにストレスを感じることなくニキビケアに使えます。
また、紫根エキスには抗炎症・抗菌作用があるので、ニキビができているときのお肌にも効果的です。

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