50代の肌がくすみやすいのは、お肌の生まれ変わり周期が長くなることや、うるおい不足、活性酸素の影響などが原因です。
透明感を取り戻せば、お肌が若々しく見えますし、くすみ対策はシミのケアよりも効果を実感しやすく、お手入れのモチベーションもキープできます。
老舗化粧品会社のスタッフが50代の肌くすみの原因や今日からできるくすみ対策方法をご紹介します。
50代の肌がくすみやすいのはなぜ？
50代の肌は、20代〜40代よりもくすみが起こりやすいです。その原因は3つあります。
50代の肌はターンオーバー周期が長い
くすみの原因になるメラニンは、ターンオーバーとともに排出されます。しかし、ターンオーバーが長くなるとメラニンがお肌に残りやすく、くすみやシミの原因になるのです。
お肌は日々生まれ変わりを続けており、生まれ変わりのサイクルをターンオーバーといいます。ターンオーバーの周期は、一般的には28日といわれていますが、実はそれは10代や20代のお肌の場合です。
実際のターンオーバー周期は、年齢に1.5をかけた数値が目安になります。50代の場合は、50×1.5＝75となり、ターンオーバーに75日、2ヶ月近くかかるのです。
うるおいが減ってメラニンが増えやすくなる
50代の肌はお肌の水分量や皮脂が減り、うるおいが不足しやすいです。うるおいが不足して肌が乾燥すると、スキンケアやメイク時に起こる摩擦刺激の影響を受けやすくなります。
お肌に摩擦刺激が加わると、メラニンの生成が促されます。
活性酸素の影響
体内で発生する活性酸素の影響は、40代以降に目立つようになります。メラニンは活性酸素の働きを抑えるのですが、活性酸素の量が多くなるとそのぶんメラニンも増え、くすみやシミが起こりやすくなるのです。
今日からできる！50代の肌くすみ対策方法
50代の肌くすみ対策は、ターンオーバーを促して紫外線ダメージと摩擦刺激を防ぐケアを取り入れて行います。
ターンオーバー、紫外線ダメージをケアする美容成分をプラス
くすみの原因になるターンオーバーの長さや紫外線ダメージ、摩擦刺激を防ぐケアが必要です。ターンオーバーを促す美容成分とは、具体的には次のような成分になります。
とくにプラセンタエキスと紫根エキスは、美白効果も期待できるので紫外線ダメージのケアにも使えます。
摩擦刺激を与えないやさしいスキンケア
スキンケアやメイク時に肌をゴシゴシこすらないように気をつけましょう。
とくに要注意なのがファンデーションを塗るとき。リキッドやクリームタイプのファンデーションを塗るときは、指で顔にのせたらパフを使って叩き込みます。指でそのまま伸ばすと摩擦刺激が起こるので要注意です。
古い角質を取り除いてくすみをオフ
50代のお肌はターンオーバーでお肌表面に古い角質とメラニンが溜まりやすいので、定期的に古い角質をオフするピーリングケアもおすすめです。
ただし、ピーリング剤は刺激が強いものではなく天然成分を原料に作られた低刺激なものを。例えばフルーツ酸を原料にしたソフトピーリングなどは、肌への刺激を抑えつつ古い角質を取り除いてくすみを解消できます。
50代のくすみ対策は生活習慣の改善も大切
ターンオーバーを促して透明感のあるお肌を取り戻すには、規則正しい生活で体の中も整えなければいけません。具体的には、睡眠・運動・入浴の3つにこだわってみてください。
運動や入浴で血流促進＆ストレス解消、睡眠でお肌のダメージ修復を促します。とくに22時から2時はお肌の修復が行われるゴールデンタイムなので、夜更かしはせずに早寝を心がけましょう。
食事でくすみ対策に良い食べ物を取り入れるのもおすすめです。
透明感があるだけで肌は若返って見える！
50代の肌はくすみが起こりやすい状態ですが、ターンオーバーを促すケアと紫外線や摩擦など刺激を防ぐケアを取り入れれば、透明感を取り戻せます。
お肌に透明感があるだけでも、若々しく見せることは可能です。
毎日のスキンケアにくすみ対策を取り入れ、曇りのないクリアなお肌をキープしましょう！
50代のくすみ対策としては、紫根化粧品を取り入れるのもおすすめ。和漢ハーブの紫根エキスには、ターンオーバーを促し、紫外線や摩擦によるお肌の炎症を防ぐ効果が期待できます。
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